東京、表参道で【似合わせカット×髪質改善】で口コミで有名。
美容室 tas(タス)です。
今回のテーマはこちら。
髪をすぐ乾かしたほうがいい理由について。
美容師さんに言われたことあると思います。
「髪はすぐ乾かしてくださいね〜。」
実はあれには明確な理由があるんです。
「放置してれば乾くしいいんじゃないの?」
って思っている方は、ぜひ読んでください。
乾かす=水分を飛ばす が目的ではない!
いきなり一番大事なことを言います。
ドライヤーで髪を乾かす目的は、「水分を飛ばす」ことじゃないんです。
水分だけなら、自然放置してれば勝手に乾きますよね。
それじゃダメな理由は、キューティクルというものが関係してきます。
キューティクルってのは、髪の外側についています。
そして髪が水分を含むと、外側のキューティクルは開き、中身も膨らみます。
膨潤と言います。
(わかりやすい画像をお借りしました。)
(左側が閉じていて、右側が開いている状態。)
そしてこのキューティクルってのは、髪を守るものなんですが、開いたまま(画像右側)だと守れないんですね。
そしてこれを閉じる方法は一つだけ。
それは、「ドライヤーで髪の生えている方向に風を当てる。」
なのでドライヤーで乾かす以外の方法で水分が出ていくと、髪のキューティクルは閉じず、中身は膨潤したままなんですね。
そうすると、全体的にまとまらずバサバサと膨らんだ状態になり、
外側の守ってくれるものがないので、少しの摩擦や、アイロンの熱、紫外線、それら全ての外的ダメージをモロに受けます。
これが枝毛、切れ毛などのダメージ、退色が早い原因です。
なので朝起きて、バサバサだからアイロンで綺麗にすればいいって訳じゃないんですね。
むしろめちゃくちゃ傷みます。
これが髪はすぐ乾かしほうがいい理由です。
いかがでしたでしょうか?
具体的な乾かし方や気をつけたほうがいいポイントなどは、後日また記事にさせていただきますね。
今回は、髪はすぐ乾かしたほうがいい理由だけ、先にお伝えしました。
今日から気をつけれることだと思うので、ぜひ参考にしてください。