東京、吉祥寺のUn ami kichijojiで美容師をしている、西口朝都(アサト)です。
縮毛矯正のスペシャリスト。
自己紹介はこちら。
今回はお客様によく聞かれる質問について。
「毎日癖を伸ばすためにアイロン使ってるんですが、時間もかかるし面倒で、、、でもストレートパーマかけたら傷みますよね??」
「毎日アイロンするのと、ストレートパーマかけるの、どっちが傷みますか??」
今まで100回以上聞かれたことがあります(笑)
そのたびに100回以上答えてきました。
結論から言います。
ストレートパーマの方が長い目で見れば傷みません。
200%言い切ります。
かけた直後は髪の形を変えているので、どんなに優しくても髪に負担はかかっています。
ですが、毎日180度、200度の高温のアイロンに触れているより遥かにましです。
髪の毛のダメージする原因。
ケミカルダメージという薬剤によるダメージ。
カラーやパーマなど。デザインを楽しむためには多少は仕方ないです。
そこは最低限のダメージで抑えさせていただきます。プロに任せてください。
あとは摩擦やブラッシングなどの物理的ダメージ。
紫外線によるダメージ。
そして熱。
ドライヤーやアイロンが一番大きな原因です。
今の時代の人たちのダメージの原因の多くはカラーとアイロンです。
毎日のアイロンの熱は髪を硬くする!?
過去に何度か書きましたが、熱は髪を硬くします。
熱変性っていって、タンパク質の形を変えてしまいます。もちろん毎日のアイロンも同じです。
その毎日のアイロンをやめるためにストレートパーマをかけてしまった方が確実に良いです。
一回で形を綺麗に整えるので、毎日蓄積されるダメージより遥かに良いです。
その一回のダメージも最小限に抑えることが大事ですが、担当美容師さんにご相談ください。
傷まないとは言いませんが、結果的に髪は綺麗になり、傷みづらくなるので良いことづくしです。
髪が長い方は特に。
毎日巻く方必見。アイロンの適切な温度設定。
余談ですが、アイロンの温度についてもよく聞かれます。
過去に一度、軽く触れたのですが改めてもう一度。
「アイロンは何度でやるのがいいんですか??」と。
髪質によるので何度とは答えれませんが、
よく勘違いしている人が多いのが、「傷みそうだから低めで」
という方。いっぱいいると思います。
僕はそれなら高めの温度をおすすめします。
と言っても、ただ単に高めの温度でやるともちろん傷みます。
どういうことかというと、
低めの温度だと、
中々すぐには形がつかないので、「何度もやる、長時間やる」ことになります。
それなら、高めの温度で、
一瞬で形がつくので、「一回で、出来るだけ短時間で」の方が髪に負担は少ないです。
例として、
毛先ワンカールを巻くのに、140度で10秒かけて巻いてる方は、
今日から180度で2秒で巻いてみてください。
きれいに形が付くし、ダメージも少ないので、いいことづくしです。
140度だって髪には高温なので、とにかく時間を短くすることが大事。
髪質によるので、絶対何度とは言い切れませんが、2,3秒で形がつく温度がオススメです。
髪質が硬くて太い人ほど高めで、細くて柔らかい人はそこまで高すぎず。
自分のお客様には髪質や髪型に合わせて毎回、スタイリング方法、ケア方法はもちろん、アイロンの温度設定などまで細かく伝えています。
いくら美容室できれいになっても、キープするのはご自宅でのケアやスタイリングですからね★
次回ご来店したときに、「髪傷みましたね〜」って言うより、
「髪きれいですね」
「まだ色持ってますね」
「スタイリング上手にできてますよ」
って言えるようなのが理想じゃないでしょうか。
ベストな方法を毎回ご提案させていただきます。
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