東京、吉祥寺のUn ami kichijojiで美容師をしている西口朝都(アサト)です。
縮毛矯正のスペシャリスト。
自己紹介はこちら。
最近涼しいと思いましたが、また暑くなるらしいですね。
そんな夏に、楽しいことといえば海。
楽しいですよね~。
僕も大好きです。
でも海ってめちゃくちゃ髪傷む気がしません??
ガシガシ。
でもそれはなぜでしょう。
防ぐことはできるの??
結論から言うとできません!(笑)
だって楽しみたいですよね海。
海入って髪を付けるななんて無理な話です。
ダメージの原因は
海水×紫外線×潮風です。
海水はアルカリ性です。
このブログでもよく出てくるアルカリ。
酸性⇔中性⇔アルカリ性ってあるんですが、pHという値で表されます。
pH0~14で表され、真ん中の7を中性、それ未満を酸性、それより上をアルカリ性といいます。
別に数字が高ければいいとか、低ければいいとかそういうわけではありません。
例に出すと、レモンがpH2.5、ビールがpH4.5 、酸性ですね。
水がだいたいpH7、中性。
パーマ剤pH8~9、カラー剤pH10~11、アルカリ性です。
じゃあ海水は??
pH8ちょっとです。
弱めのパーマ液ぐらい。
アルカリってそもそも、髪のキューティクルってのを開きます。
カラーやパーマが傷む一番の原因。
そんなものに一日中つかってると思えば、、、、
まぁダメージしますよね。
美容室でも10分15分程度なので。
もちろん色も抜けます。
実際は、アルカリ性ってだけなのでパーマ液ほどのダメージはしませんが、やっぱりダメージはします。
でもこれは正直防ぎようがないので、気にせず思いっきり遊んでください(笑)
大事なのはそのあとのケア。
みんな自然乾燥でそのまま帰りますよね。
美容室でも髪は乾かしてくださいねって言われますよね。
髪って濡れてるだけでキューティクルが開くんです。
そんな状態で放置すると摩擦で枝毛の原因になったり、いいことないです。
でもすぐにドライヤーで乾かせないことが多いと思うので、そのときはせめてオイルをつけてください。
それだけでもだいぶ摩擦はましになります。
そしてできれば、海水を落とすためにシャンプーしてください。
ずっとパーマ液につかったままなんて嫌ですよね?
pHを戻してくれるものならなお良いです。
そして紫外線。
このキューティクルが開いた状態の髪に真夏の紫外線はかなりキツイです。
ダメージしまくりです。
まあでも、帽子をかぶる、
海に入らないのであれば、髪の日焼け止めが今ではスプレータイプなどもあるのでそういったものを使うのも効果あります。
UVケアできるヘアオイルもあります。
結局何が言いたいかというと、遊びは思いっきり楽しんで、
そのあとはちゃんとケアしましょうねってことです。
海水につかって真夏の紫外線を浴びて、家でお風呂に入るまで自然乾燥で放置。
→パーマ液をつけてガンガン加温され、そのまま流さず何時間も放置。。。。
(言い過ぎですがそんなニュアンス)
こう聞くとこわいでしょ?(笑)
自分でできるケアもいろいろあるので、知っておくといいです。
その他のケアはプロにおまかせください。
カラーとかするなら、どうせ抜けるので後にすることをオススメします。
髪のことならなんでもご相談ください。
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