縮毛矯正のこだわり続編 (薬剤の考え方)

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東京、吉祥寺のUn ami kichijojiで美容師をしている西口朝都です。

縮毛矯正のスペシャリスト。

自己紹介はこちら

 

 

 

 

最近はブログを見て、実際にお店に来てくれる方がいて嬉しいです!

ぜひ、一度髪まかせてください。

必ず素敵にしますよ★

 

プロフィールにも載せてますが、ご相談、ご質問だけでも専用LINEを設けてますのでこちらからお気軽にどうぞ。

→@ejb8557d

 

 

 

 

 

今回は縮毛矯正のこだわり続編。

前回記事はこちら

 

 

前回のは覚えていますか?

縮毛矯正の工程。

シャンプー→1液塗布→流し→ブロー(アイロン)→2液塗布→流し→ドライして終了

 

 

でしたね。

まずはこの最初の工程の1液塗布。

最初につける薬のことです。

 

いきなり一番大事です。

 

ストレートパーマ、縮毛矯正の仕組みを簡単に説明すると、

1液で髪を柔らかくして形を変えやすくします。それをブローやアイロンで形を変え、2液で固定します。(超簡単に言いました)

 

 

そしてこの薬が一番大事。

髪をいかにダメージさせずにどれだけ柔らかくするか。(美容師は軟化と言います。)

柔らかくすればするほど伸びます。

 

が、髪はダメージします。(弾力がなくなる)

 

 

硬い髪は柔らかく、元々そんなに強くない髪は弾力を残したいのでやりすぎず。

これもデザインのひとつ。

 

 

そしてもっと大事なのが、1液にはたくさんの種類があり、それぞれ役割が違います。

髪の中のどの部分を柔らかくするか(厳密にいうと結合を切る)が違います。

それによっても仕上がりが全然変わります。

 

その場所を間違えると無駄に髪をダメージさせたり、癖が伸びなかったりします。

 

 

癖の種類(薬の種類) × 癖の強さ(時間) × 髪質、ダメージ度合(薬の強さ)で薬を決めます。

 

 

さらにこの薬のバランス × ブロー(水分量) × アイロン(熱)  の全てで仕上がりが決まります。

 

 

アイロンを使えば癖はもちろん伸びます。

が、熱のダメージはとても大きい。

髪は硬くなり、本来丸い毛は潰されて平らになります。

そうするとシャキンと真っ直ぐに不自然な感じになります。

 

タンパク変性と言って、髪を作っているタンパク質が髪が硬くなってしまいます。

 

そして1液で軟化させればさせるほど熱の伝わり方が大きくなります。

 

 

癖が強いからといって、しっかり軟化させてアイロンもしっかりやると、

ダメージも大きいし、髪は硬くなります。

 

 

なのでこのバランスをとても大切にしています。

薬、ブロー、アイロンのどこに比重を置いて施術するのか。

 

薬は弱めでブローメインで伸ばしたり、薬を強くしてアイロンは最低限にしたり。

方法は様々。

 

アルカリを使わない薬で、アイロンの熱に頼る方法もあります。

酸性縮毛矯正と呼ばれ、アイロン技術が特殊なので本当に一部の人しかできないと思います。(もちろん僕はできます)

 

 

 

 

無数の組み合わせから最適な施術で。

 

目指すは自然にストレートな髪。

 

 

 

 

 

今回はここまで。

また次回こだわり続編を書かせていただきます。

 

 

 

自分の髪を好きになれますように★

 

 

 

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