東京、表参道で【似合わせカット×髪質改善】で口コミで有名。
美容室 tas(タス)です。
今日はちょっと今までとは違う内容。
でもきっと悩んでる人は多いはず。
それは生え癖。
生え癖ってのは簡単に言うと、”髪の毛自体の癖”ではなく、”毛穴の生えてる向き”によって起こるものですね。
・えりあしが上向きに生えてて浮いてしまう。
・前髪につむじがあってパックリ割れてしまう。
・すごく前向き(後ろ向き)に生えてて跳ねてしまう。
・つむじ付近にボリュームが出る。
これらは全て生え癖(生え方)によるものです。
毛穴の向きなので、根本的な解決はできないのです。
ただ、マシにする方法が3つあります。
1、乾かし方で解決する。
具体的に言うと、生え方と逆に乾かすと落ち着きます。
前髪が真ん中で割れるなら真ん中に寄せるように乾かします。
これは髪型や長さが変わっても、ずっと変わらないことなので、マスターしておいた方がいいです。 もちろん来店時には必ずお伝えさせていただいてます。
2、生え方にあった髪型にする。
例えば、サイドが跳ねる前髪なしのボブの方は前髪を作るだけで解決するかもしません。
前髪が割れる方は、そこから流す前髪にしたり、かきあげる形にすれば気にしなくてよくなります。
3、ストレートパーマで毛穴ギリギリの髪をボリュームダウンさせる。
毛穴の向きが原因なので、根本的には解決できないですが、根元ギリギリの部分をボリュームダウンさせて真下(重力通り)に落とすようにすることはできます。
前髪のパックリ、えりあしの浮きなどはこれで解決できます。
ただ、根元が伸びてくるともちろんまた浮いてくるので、持ちは1ヶ月程度でしょうか。
少し手間はかかりますが、こまめにメンテナンスできれば快適に過ごせます。
3つのうち一番、本人が何もしなくていい方法ですね。
今回は3の「ストレートパーマで毛穴ギリギリの髪をボリュームダウンさせる。」について少し深掘りしていきます。
1、2についてはまた別で投稿しますね。
こういう生え癖の方です。
ちなみにこれぐらいだと僕の長い美容師人生の中でも、トップレベルに強い生え癖です。
本人曰く、「美容師さんに乾かしてもらっても綺麗に前髪が下りたことがない。」そうです。でも納得。
この後ろを向いてる、根元付近だけ本当にギリギリから薬剤を塗布します。
ちなみに根元につけると不自然なペタンコになるのでNGです。(根元が折れると言います)
イメージはこの部分だけ弾力を削り、重力通り真下に落ちるようにする感じです。
強い薬剤すぎても、ペタンコシャキシャキになります。弱すぎても弾力が削れない。
もちろん薬剤選定が全てですが、癖を伸ばすストレートパーマと考え方は全く違います。
仕上がりはこちら。
本当に乾かしただけでこうなります。
1ヶ月程度の持ちですが、何もしなくても快適でいられると思います。
beforeこれですからね。
生え癖でお悩みの方はぜひご相談ください。
色んな選択肢をご用意させていただいております。