東京、吉祥寺のUn ami kichijojiで美容師をしている西口朝都です。
縮毛矯正のスペシャリスト。
自己紹介はこちらから。
今回は実際の施術写真。
before
カウンセリングした結果、根元はストレート、毛先はパーマすることに。
とにかく楽がいいとのこと。
僕が載せているこのスタイルにしたいそうで。
このスタイル人気で、持ってきてくれる方が最近すごく多いです。
元々直毛の人は毛先にゆるめにパーマをかけてあげるだけでOKなんですが、
今回のbeforeはこんな感じに癖がありボリュームも出ます。
前髪はうねるのでやりづらそうですね。
これにそのままパーマをかけると、ボリュームがもっと出るので逆にやりづらくなります。(髪型にもよりますが)
なので今回は根元をストレートで癖とボリュームを抑え、毛先はパーマでニュアンスをつけていきます。
髪質はかなり硬く、カラーなどしていないバージン毛、15cmほど切ったので毛先も傷んでいません。
そして捻転毛と呼ばれる難しいタイプの癖。
実はこの履歴にやわらかいニュアンス程度のパーマはかなり難しいです。
が、薬と水分と熱を操れば可能です。
今回の仕上がりイメージは「とにかくやわらかく」
根元の部分はボリュームを抑えるために弾力を削りたいので、ある程度パワーのある薬を使います。(と言っても、いつも基本的に激弱です。)
熱で硬くしたくないので、水分を残しながらブローしてアイロンは必要最低限。
毛先はやわらかくしたいので超低音でデジタルパーマ。今回は40度8分。
弱火でじっくり。みたいなイメージ。
じっくり加減も髪の乾きやすさ(水分量)に合わせて。
完全に髪が乾かない時間と硬くならない温度設定がポイント。
after (乾かした後の写真を撮り忘れました(泣))
根元のボリュームは収まり、前髪もきれいに流れました。
毛先もニュアンスがつく程度の動きが出ました。
デジタルパーマなので、癖をリセットしてゆるいパーマをかけています。
なので広がらないし、パサつかない。
デジタルパーマについては前回記事で詳しく書いています。
時間はだいたい2時間半ほど。
大掛かりな施術ですがスピーディーな仕事を心掛けています。
ぜひご参考ください★