縮毛矯正はなぜ自然にならないのか。

Pocket
LINEで送る

東京、吉祥寺のUn ami kichijojiで美容師をしている西口朝都(アサト)です。
縮毛矯正のスペシャリスト。
自己紹介はこちら。

 

 

お久しぶりです。最近本当にサボってましたw
こんなに放置してるのに、以前に比べてブログを見てくれている方が5倍ぐらいになりました。
ありがとうございます。(ちゃんと書きます。。)

 

実際にこれを見て、来店してくれる方が本当に多いです。
一日一人は必ずいます。

 

ここまで来るとこのブログも適当なことは書けないですねw
責任重大。

 

ということで、今まで色んなテーマで記事を書いてきましたが、今回はこれです。

 

縮毛矯正はなぜ自然にならないのか。自然にする方法は?

 

 

これをわかっている美容師さんは1%もいないと思います。
だから世の中には不自然な仕上がりの人が溢れているんです。
シャキンとまっすぐな硬い仕上がり。

 

試しに「縮毛矯正 自然」なんて検索してみました。
 

・アイロンで自然にカールを付けながら施術するので自然になります。
・アイロンを使わずブローのみで仕上げるので柔らかく仕上がります。
・最低限の薬剤でやわらかくします。
・ワンカールパーマで自然に内巻きに。
 

 なんて書いてある美容室や美容師さんが出てきました。1ページに。
1ページ目にそんなこと書いてたらお客様は信じますよね。

果たしてそれは正しいのか??

 

 

アイロンでカールを付けて施術したら自然に曲がるか?

美容師さんは本当はわかっているはずです。「アイロンでカールを付けて施術」したからといってカールが付きますか?
前髪が自然に流れますか?全然カールなんて付かないですよね。
一生懸命ブローで丸めてアイロンしても何の意味もないんです。

 

それにはちゃんとわけがあります。
理論的に髪は乾いている状態だとほとんど動きません。(中身が)
そしてストレートアイロンの両方が温まっている超高温のもので挟まれては、どれだけカールをつけようがまっすぐになります。

もっと詳しい理論は美容師向けになるのでここでは書きませんが、カールガ付かないことはみんな経験でわかっているはずです。
詳しく知りたい方は下の「㊙︎縮毛矯正完全マニュアル」を見てください。

㊙︎縮毛矯正完全マニュアル -asato-|ast|note

 

アイロンを使わずブローのみは自然になるのか?

これも疑問が残るところ。

 

アイロンを使わないから自然に、ダメージも少なくなりそうですよね?
でも実際はブロー技法に特別なことをしているわけではなく、薬剤のパワーをその分上げているので、そこでのダメージが大きくなります。
 

アイロンを使わないことを売りにしているのであれば、おそらく強い薬剤を使っていることでしょう。
髪が硬くなる原因は、強い薬剤とアイロンの熱が原因です。
どちらかと言えばアイロンより強い薬剤です。
薬剤が強すぎれば、それだけでピンピンな硬い仕上がりになります。

何事もバランス。

 

 

「必要最低限の薬で柔らかくします。」

そりゃそうですね。僕もそうですw
超当たり前のことなんですが、改めて書かれるとなんだかな〜って感じがしますw

僕のとてもこだわっているところなのですが、縮毛矯正においての薬剤選定のストライクゾーンは激狭です。
あと少しずれれば癖は伸びない、もしくは硬くなる、そんなギリギリを狙っていつも施術しています。
それが柔らかく自然になる唯一の縮毛矯正。全ては薬剤選定から。
だからこれが本当に実現されていれば、言うことなしですね。

 

 

ワンカールパーマで自然に。

これはちょっとずれてますね。パーマかけなきゃ毛先はピンピンですって言ってるようなもの。
パーマがあれば誰だって毛先は内巻きにできるんです。
でも時間もかかるし、面倒。理想はそんなことせずに自然にですよね。

 

 

ではどうすればいいのか?

 

お客様は当然、自然になればいいなぁと思っています。
もちろん美容師もそうなるように努めます。

 

が、本当に難しいのです。
どうすれば自然に仕上がるかを理解していない人が多いのと、経験でカバーする部分が多いので、圧倒的に経験値が足りない。
「前髪がまっすぐすぎる感じは嫌なので自然にしてください。」
「わかりました!」→シャキーン。
頑張ってもできないんですよね、、w

 

わかりやすく説明すると、薬剤、ブロー、熱どういうバランスで施術するのかが大事。
アイロンを使った方が適している髪質であれば使いますが、その分薬剤パワーを抑えないと硬くなったり。
細毛軟毛だと少しのパワーの薬でもペタンとなってまっすぐになったり。

でもその見極めがめちゃくちゃ難しいんですよね。

 

少しでも薬が強すぎたり、熱が伝わりすぎると硬い仕上がりになります。ブローの仕方にもポイントがあります。
しかも”絶対こう”っていうのは無く、髪質や癖、ダメージ度合いによって様々です。

 

詳しいことは割愛しますが、何が言いたいかというと結局技術者次第ということです。
理論をしっかり理解していて、多くの経験がある人。(美容師さんはnote見てください。)

㊙︎縮毛矯正完全マニュアル -asato-|ast|note

 

僕は色々難しいことまで考えてやっていますが、理論より経験を大事にします。
結局最後に頼れるのは経験なんです。

 

だから今でも進化し続けてるなぁと自分でも感じます。

 

 

だから、結局は上手な美容師さんを見つけることが大事ですね。
上手い人は何回やっても自然に仕上げてくれます。

そうでない人はどれだけ頑張っても自然にはなりません。
この差は本当に大きい。美容師さんならわかるはず。

 

たまたま自然になってもそれはまぐれでしかなく、理由がわからない。
逆もそう。失敗しても理由がわからないから改善のしようがない。

 

ぜひ素敵な美容師さんに出会ってください。

 

 

何か気になることや、ご相談だけでも専用LINEからどうぞ。
LINE→ejb8557d

 

ご予約はこちら

 

投稿を作成しました 171

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る