「縮毛矯正の持ち」って考え方はやめよう!

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東京、表参道で【似合わせカット×髪質改善】で口コミで有名。

美容室 tas(タス)です。

 

 

今回はこのテーマ。

 

本当にめちゃくちゃ聞かれるんです。

 

「縮毛矯正ってどれぐらい持ちますか?」

 

 

この度に僕は、同じことを答えています。

・かけたところは永久に持ちます。
・伸びたところは、癖が出るので気になってきます。

 

めちゃくちゃ当たり前のことですよね。

 

ただ多くの人は、これを同時に考えるので、
根本が伸びてきた → 毛先もまとまらない → 縮毛矯正が取れた(持ちが悪い)

と認識します。

 

 

今回伝えたいのは、この考え方をそもそも変えましょうということ。

 

大前提として、一度かけた縮毛矯正は取れません。
ですが根本が伸びてくると、毛先があちこち向くのでまとまらなくなってきます。

この場合、髪型や長さによっても気になる期間は違うので

「前回は半年持ったのに、今回は3ヶ月ぐらいで気になった。」
なんてことが起こります。

 

髪型が変われば全然あり得る話ですね。

他にもカラーの履歴、スタイリングの方法、季節など、色々と関係する要因はあるのでここは一概には言えません。

 

ちなみにかけた部分が本当に取れてしまっているとしたら、それは美容師さんの技術不足です。

 

 

例え話を一つ。

現代の人は、 ヘアカラーをしている人が多いと思います。

 

1,2ヶ月もすれば根本が伸びてプリンになりますよね。
3ヶ月もすれば確実に毛先もキンキンに抜けて、根本もプリンです。

 

そのタイミングでみんな、美容室でカラーしにいくと思います。
このときに、「カラーの持ちが悪い」なんて思いますか?

1週間とかで色が全部抜けちゃったら流石に持ちが悪いですが、
そもそも髪は伸びるものです。

 

カラーに関しては、「髪は伸びるから仕方ない」という認識をほとんどの方が持っていると思います。
でも縮毛矯正も同じです。髪は伸びるので地毛の癖は出てきます。

この方も実は、根本が伸びてきただけなんですが、捻転毛という種類の癖なので、根本から捻れて毛先まで癖が出たように捻れます。

捻転毛については詳しくはこちらを↓

捻転毛とは??特徴や原因、解決方法まで!

 

これは根本に薬剤をつけただけですが、毛先まで収まりました。
毛先は必要ないんですね。

 

カラーは毛先の色も抜けるのに対して、縮毛矯正は一度かけたところはそのままです。
基本的に伸びた部分だけの施術(リタッチ)だけでいいんですね。

 

 

そう思えば、「縮毛矯正の持ち」という考え方自体が少しずれている気がしませんか?

 

なので、「どれぐらいの頻度でかければいいか」と言われれば
「気になったタイミング」です。

前々回は半年、前回は3ヶ月、今回は5ヶ月なんて全然あり得るんです。

 

カラーも明るめならすぐ抜けます。暗めなら長く持ちます。
だからその時に合わせて、「気になったタイミング」で染めに行きますよね。

 

カットだってそう、短い髪型の方が1cm伸びる影響が大きいので、メンテナンス頻度は高くなります。

 

 

そんなことから、「縮毛矯正の持ち」という考え方はちょっと変えたほうがいいかなと思っております。
もちろんかける部分は、責任を持って綺麗にさせていただきます。

 

ご来店いただいたお客様へは、今の髪型や季節、履歴やライフスタイルなら大体次はこれぐらいが目安ですよというのはその都度お伝えさせていただきます。

ただそれより早く自分が気になった、もしくは気にならなかった、そんな場合はそれに合わせるのが一番です。

 

ぜひ、参考にしてください。

 

 

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