東京、吉祥寺のUn ami kichijojiで美容師をしている西口朝都(アサト)です。
縮毛矯正のスペシャリスト。
自己紹介はこちら。
前回、ブリーチ毛に縮毛矯正を実際にかけた記事を書きました。
毎日たくさん、縮毛矯正をかけているので、そんな方もたくさんいます。
全然大歓迎ですよ。
ブリーチしてたら縮毛矯正できないかって??
全然できます。ただどうしても自然になりづらい。
ブリーチって髪を明るくするものですよね。
そしてその仕組みはタンパク質(髪の中身)を壊す。
髪は元気だとハリコシ、弾力があります。
ブリーチでダメージすると中身がスカスカになるのでハリコシがなくなります。
癖を伸ばすだけならハリコシがない髪のほうが簡単なので、ブリーチ毛は簡単です。
弱い薬で髪の結合を切ればいいだけなので。
ただ、弾力がない髪はそれだけでシャキンとまっすぐになってしまいます。
これが癖は簡単に伸びるけど、自然にならない原因。
過去記事も参考までに。
参考記事:ブリーチ毛に縮毛矯正は可能??
ちなみに元々癖のある人は、ブリーチすると少し癖が伸びて扱いやすくなった感じしませんか?
あれはタンパク質が壊れるので結合が壊され、癖が伸びたように感じるのが原因。
一回程度なら扱いやすいかもしれませんが、二回三回はダメージで余計乾燥して扱いづらくなります。
縮毛矯正は結合を切るから癖が伸びる。
ブリーチは壊すからだれて癖が伸びる。
これは全然違います。
ここで本題。
「ブリーチ毛にパーマはきれいにかかる??」
ブリーチ毛に縮毛矯正は可能だと書きました。
過去に縮毛矯正とパーマは似てるという記事も書きました。
参考記事:ストレートパーマとデジタルパーマって実は似てる??
じゃあパーマも可能なのか??
答えは可能です。
でもオススメしません。お断りすることのほうが多いです。
縮毛矯正と似ているといってもブリーチ毛に対してはまるで違います。
先ほど書きましたが、ブリーチは髪の中身を壊します。
なので、結合を切ればなんとかなる縮毛矯正に対して、
カールをつけて結合をきれいにつなげないといけないパーマはわけが違います。
そもそもパーマのかかる部分が少なくなっているブリーチ毛はきれいにかかりません。
だいたいの失敗が
・かかりすぎてチリチリになる
・全然かからない
・かかったけど乾かしたら出ない
だと思います。
かかりすぎる原因は、少ない中身でも無理矢理かかろうとするから。
本来近くでつながってた結合がスカスカになったために、遠くの結合とつながります。
そうすると髪が引き締まり、カールが細かくなります。
巻いたロッドよりも細かく、チリチリになります。
全然かからないのは、正直もう無理です。
色々特殊な方法で難しい状態でもかけることはできますが、髪の中にかかる部分がないとさすがに無理です。
どんな方法を使ってもかからず、ダメージするだけなのでやらないほうがよいです。
かかったけど乾かしたら出ないはあるあるです。
少しでもかけれる余力があるとかかるんです、なんならかかりすぎぐらいに。
でも髪に弾力がないので乾かすと全部伸びます。
あとのパターンでかけれたとしても、どうしても普通に比べてパサつきます。
ただでさえ、パサっと見えやすいパーマには相性があまりよくないです。
デザイン的にきれいになりづらい。
そんな諸々の理由から、ブリーチ毛にパーマはあまりオススメではありません。
「できるけどしないほうがいい」パターンです。
それでもかけたい。来月にはばっさり切るから今毛先にパーマをかけてみたい。
そんな方がいればもちろん頑張りますのでご相談ください。
幾通りもの方法からベストな施術をさせていただきますね。
もし考えてる方がいたら、ぜひ参考にしてください。
ブリーチするときがよく考えてからをオススメします。
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